きだの備忘録

2025-10-04 11:48:00

おかえり釣り人 ―つりぐ鈴鹿 誕生のきっかけ

おかえり釣り人 ―つりぐ鈴鹿 誕生のきっかけ―

釣りを再開したきっかけ

釣りを再開するきっかけは、妻のひとことでした。
「幼い頃から釣りをしてきたんだから、子どもたちをハゼ釣りにでも連れて行ってあげたら?」
この言葉に懐かしさを感じ、家族で行ったハゼ釣りで、25年ほど遠ざかっていた釣りへの情熱が再び燃え上がったのです。

幼い頃から20歳まで、父と沖磯でグレ釣りに熱中した日々。
魚が掛かると胴から美しく曲がる磯竿の感触は、今でも忘れられません。
しかし久しぶりに釣具店を訪れた私は、硬い竿ばかりで昔のような柔らかい竿はほとんど見当たらず、釣りを再開したことを後悔し始めました。

運命的な出会い

そんな時、YouTubeで見た動画に釘付けになりました。
画面に映っていたのは、私が思い描くように胴から曲がる竿で釣りをされている方でした。
そこで初めて村上晴彦さんのことを知り、大ファンになったと同時に、「胴から曲がる竿で釣りを楽しみたい」という想いは間違っていなかったと確信しました。

また、ライン選びにも悩んでいた私は、偶然YouTubeで村田基さんの動画に出会い、ラインの奥深さに引き込まれていきました。
様々なメーカーのラインを試す中で、私が心から惚れ込んだのがサンヨーナイロンでした。
その品質と信頼性は群を抜いており、以来、釣りには欠かせない存在になっています。

私は今でも、ハゼ釣りをこよなく愛しています。
毎日でも行きたいくらい、大切な釣りです。